program
中枢ユニット、連結ユニット、末端ユニットの考え方
わたしたちは、どんな時も常にからだを使っています。「立つ、座る」、「上る、下りる」、「しゃがむ、屈む」など、生活の大半をしめる日常生活で、間違ったからだの使い方をしていることが「腰痛」などの「痛み」に大きく影響してきます。
腰痛からの回復において、まず最初に行うべきことは“正しいからだの取り扱い方を知る”ということです。
その上でご自身のからだに起きている痛みの原因を見極め、トレーニングを行うことが回復への近道となります。
内股座りや横座りなど、膝や股関節を曲げない間違ったしゃがみ方は、“歪み”、“捻じれ”、“縮み”、“癒着”を引き起こす可能性があります。間違ったからだの使い方を長期間続ける事により、肩、腰、膝だけではなく関節の問題へと進行する事が考えられます。
わたしたちが取り組む腰痛回復のアプローチは、腰痛の原因を見極めて、痛みの原因をほぐし、腰痛に強いからだにしていくことになります。具体的には大きく以下の流れで取り組みます。
全身を9つのユニットに
わけて考える
人間の動きの基点となる部位を
9つのユニットにわけて、
中枢から末端にかけての連動性、
末端から中枢にかけての連動性、
それぞれの動きに関わる筋肉や筋膜、
関節の『柔軟性・筋力・軸』という
評価にわけて考えます。
各ユニットごとに
3つのステップで
繰り返し取り組む
各ユニットごとに“見極め(施術)”
“リカバリー体操” により、痛みや不調からの
回復へ導きます。
回復と共に行う“リカバリートレーニング”では、
日常生活やスポーツに必要な筋肉、
筋膜、関節の“静と動”の形状を
脳に記憶させてパフォーマンスを
最大化させていきます。
腰痛をはじめとするさまざまなからだの痛みから回復したお客様の回復の経緯をご紹介します。
「腰痛」は、日本の全人口の4分の1にあたる2,800万人が抱えている症状だと言われています。じつに日本の人口の1/4にもおよぶ人が腰痛で悩んでいることになります。また腰痛は年齢や性別を問わず、10代、20代などの若い世代でも悩まれる方が多い症状です。
腰痛の原因はさまざまですが、原因が特定できる腰痛と特定できない腰痛の大きく2種類にわけることができます。
腰痛専門リカバリースタジオ「腰痛ワン」では、主に原因が特定しきれない腰痛に対して、痛みの原因の見極めを行い、腰痛に強いからだづくりをサポートしてまいります。
1. 特異的腰痛
MRI検査等で原因が特定できる腰痛を「特異的腰痛」といいます。腰痛全体の15%を占めており、代表的な例が腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、脊椎分離症・脊椎すべり症など神経を圧迫する病気が主な原因です。整形外科等で手術治療や投薬治療が必要となります。
リカバリープログラムにおいて特異型腰痛は、“関節型腰痛”と分類させていただきます。
レントゲン、MRI によって原因が特定できており、尚且つその原因が関節にあるからです。
但し、関節型だからと言って、手術治療や投薬治療 しか方法がないわけではありません。
腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアなどの診断結果を受けた方でもリカバリープログラムによって回復を遂げられている事例は多岐に渡ります。
2. 非特異的腰痛
基礎疾患やMRI等の検査をしても痛みの原因が特定しきれない腰痛を「非特異的腰痛」といいます。腰痛全体の85%を占めており、主に日常生活の生活習慣、労働環境、筋力の低下などが原因で起こります。腰だけではなく、からだ全体のバランスの崩れから腰痛に繋がっていることが多く見られます。
リカバリープログラムにおいて非特異型腰痛は、“筋肉・筋膜型腰痛”と分類させていただきます。
“正しい姿勢”、“正しいからだの取り扱い方”のバランスの崩れが腰痛の原因となっている為、リカバリー体操によって、筋肉、筋膜、関節の機能を正常な状態へと整え、リカバリートレーニングによって、正しくなった動きを形状記憶させる事により、“正しい姿勢”、“正しいからだの取り扱い方”の維持継続が実現します。その結果、腰にかかる負担は軽減し、腰痛の根本解決への第一歩に繋がります。