原因不明の腰痛で寝たきりの状態から1週間で歩けるようになるまで

30代女性 (東京都)

CONDITIONS AND PROBLEMS

初回相談時点の状態とお悩み

●肩こり・首こりがひどく、4か月ほど前から寝たきりの状態になった
●レントゲン・MRI・血液検査 を行ったが、整形外科では原因不明と言われた
●座っていると痛みで冷や汗が出てくるため座っていられない
●座って食事ができるようになりたい/デスクワークができるようになりたい

ROAD TO RECOVERY

回復までの道のり

悩みを抱えていた部位
腰、肩、首
回復に要した時間
1週間:寝たきりからの回復/3週間:腰痛改善
受講セッション
リカバリープログラム:週1回を3回
実施した自宅トレーニング
◎リカバリー体操
・足倒し
・仙腸関節(せんちょうかんせつ:骨盤のせんこつとちょうこつをつなぐ関節)ほぐし・はがし(リカバリ―ボールで、硬さを取り、筋肉・筋膜・関節の動きを取り戻す)
・腸腰筋(ちょうようきん:みぞおちのあたりからついて、股関節を通って、足の付け根までついている筋肉)ほぐし・はがし

RECOVERY PROGRAM

回復プログラムの内容

見極めの
ステップ

【からだタイプ】

首  :首こり
肩  :肩こり
背中 :肩・腰・足からの影響で硬さあり
腰  :硬さ・痛みあり
股関節:痛みあり
足  :太もも前中心に痛み 
※ほぼ全身に痛みあり

【からだの歴史】

●幼少期に怪我をしたことがある
●交通事故にあった経験あり
●肩こり・首こりがひどく、座ってご飯を食べるのもつらい状態。4か月ほど前からほぼ寝たきりになった
●レントゲン・MRI・血液検査も行ったが、整形外科では原因不明と言われた

【原因の見極め(仮説)】

●からだの硬さが原因と見られる
・仙腸関節から全身にかけて、かなり硬くなっている(背面)
・腸腰筋にもかなり硬い状態(前面)
・肩こり・首こりが悪化して寝たきりになったことにより、さらに全身が硬くなっている

【プログラム組み立て前チェック】

◎チェック
・歩行の確認
・ヒアリングを行い、からだの状態を確認
・歩行とヒアリング・施術から、からだの痛みや不調の可能性を洗い出し

◎結果
・仙腸関節から腰だけでなく、腸腰筋、全身に硬さが見られた
・寝たきりのため、血液の循環が悪くなっていた

回復の
ステップ

【回復プログラムの決定】

腰痛の改善、座って食事をすること、デスクワークを行えるようになることを目標に回復プログラムを決定

① リカバリー体操
仙腸関節、腸腰筋など硬くなった筋肉・筋膜・関節を整えて動きやすくする

②正しい座り方の習得
間違った座り方(腰痛の原因になった座り方)をやめ、筋肉や関節にもっとも負担の少ない座り方で座れるようにする練習

③リカバリートレーニング
正しい座り方をキープするためのからだづくりとして、必要な軸、筋力、柔軟性を養う

【自宅での回復プログラム】

◎リカバリー体操
 ①仙腸関節ほぐし・はがし
 ②腸腰筋ほぐし・はがし
 ③足倒し(仰向けで両膝を立てて左右に倒す体操)  
 を適圧のレベル(もっともやさしいレベル)からスタートし、毎日ご自宅で行っていただきました。

週1回のセッションでからだの状態を確認し、トレーニングメニュー強度のレベルアップ、メニュー追加、変更を行いながら回復を目指しました

【リカバリープログラム受講】

●週1回リカバリ―プログラムを受講
 ・ヒアリング(からだの状態、過ごし方:睡眠・仕事・活動など)
 ・リカバリー体操の確認・修正・変更(動画を撮りながら、トレーナーと一緒に実施)

●自宅での「リカバリー体操」
 ・1日1回毎日取り組んでいただきました

【改善の軌跡】

◎3週間経過:痛みの度合いが「10→0」になったため3週間でスタジオONE卒業

AFTER RECOVERY

回復後の様子

・痛みの度合いが初回「10」とすると、3週間後に「0」になったため卒業